心が安らぐラジオ「深夜便」
東京・杉並に住む渡辺さん(78)は、就寝前と起床前にラジオに耳を傾けるのが日課になりました。
夫を2年前に亡くし、近所に長男夫婦がいるものの、普段は話し相手がいません。
眠りがあさいので深夜が苦痛だったそうですが、昔の流行歌や戦後混乱期の思い出話などをきいていると心が安らぐそうです。
NHKラジオが午後11時10分から早朝5時まで放送している「ラジオ深夜便」が静かな人気を集めています。
ラジオの深夜番組といえばヤングが中心というのが相場ですが、この番組帯を支えている聴取者は高齢者です。
担当プロデューサーの伊瀬知氏は、
「送信所のメンテナンスのために年に34日の休止日があります。
抗議や問い合わせの電話をいただくのはほとんど年配の方。
高齢者の生活のリズムに組み入れられている」と話します。