心が安らぐラジオ「深夜便」 3
「午前4時が聴取率のピーク。
当初は0.1%だったのが0・8%に増え、100万人弱が聴いています。
テレビより、再放送でも寝床の中で集中して聴けるというラジオの利点が生きた」ということです。
高齢化社会が本格化し、独り暮らしが増えます。
高齢単独世帯は2020年には90年の2・9倍になります。
民放ラジオの最大手、ニッポン放送専務は、
「NHKが深夜の時間帯に高齢者をひきつけた意味は大きい。
うちのオールナイト・ニッポンもヤング路線は変わらないが、ボティーブローのように効くというラジオメディアの特性を生かした編成が深夜こそ必要になる」と言います。
もっとも、大半の民放ラジオ局の意識変革のスピードは遅いです。
「深夜放送のリスナーは広告がつきにくいから、思い切った改革に取り組めない」(文化放送)
しかし、放送の24時間化は時の流れ。
米国ではCNN以外に24時間ニュース放送に名乗りを上げる放送局は3社もでてきました。
メディアの世界に「夜」はないはずです。