摩周岳 2019/5/27

毎年登る摩周岳である。今回は第一展望台に愛車Cクラスクーペを止めての挑戦である。
昨日の雌阿寒岳では、38℃という気温の中の戦いであった。
今回は、そこまで行かなく気温34℃での山業である。
平日の月曜は、駐車場も空きが多く、登山名簿にも3名ぐらいしか名前が載っていない。
早速身支度をして、午前11時ぐらいからてくてくと登りはじめる。
いや~きつい。
昨日とまさに同じ戦いである。
勾配はそうきつくないが、全身ふらふら感が強く出て、モチベーションが上がらない。
しばらくすると、下山してくる人とすれ違う、あまりの暑さと、行程をすべて消化すると時間が無くなったため、下山するとのこと。
いわゆる途中リタイヤである。
自分もリタイヤしたい。
そんな思いに苛まれるしまいそうになったが、あきらめ癖は必ず自分の身に降りかかると思い、とにかく頑張る。
一気に踏破することをあきらめ、途中3度休憩をとることとなった。
日陰の登山道に、ふらふら状態で腰を下ろす。
不思議と休憩後は、少し体力が回復し、足が少し出るようになる。
そんなことを繰り返し、間もなく頂上というところまで来る。
あと、数百メーターである。
摩周岳は、基本なだらかな直線のような登山道であるが、最後の8号目あたりから勾配がどんどんきつくなる。
ストックを使用していないので、バランスを失いそうになると滑落しそうになる。まさに危ないである。
そんなへなちょこの歩みも、時間が立てばしっかり目標地点に到着する。
時間は約2時間半。
休憩をたくさん入れたものの、一般的なタイムである。
頂上には自分以外誰一人としていない。
ご覧いただきたいこの風景を独り占めである。
母がおにぎりを3つ作ってくれたが、あまりの暑さで食欲もなく、キュウリの漬物と水分補給をしっかりして、休憩である。
足を伸ばし、足の裏をもにほぐし、下山開始である。
復路は基本下り道である。
日差しが優しくなったこともあるが、往路あれだけ苦しんだ道も、どんどん進んでいける。余裕も生まれ、休憩所で写真を撮ることもできる。
そんな時間を過ごしながらも、登山口がどんどん近づいてくる。
近づくにしたがって、少しずつ力がみなぎってくる感じさえ受ける。
登山口に2時間で無事到着後は、摩周第一展望台で、ソフトクリームをいただく。
たっぷり休んだ後は、2時間半ぐらいかけて、自宅へと到着であった。

雌阿寒岳 2019.05.31

朝、早起きができず10時過ぎに自宅を出発する。
目的地は、雌阿寒岳登山口である。
予想通り、車の外気温計は38℃、痛いくらい暑いのである。

登山口に到着。
こんな暑いにもかかわらず、駐車場は満車状態。辛うじて空いているスペースに車を止め、準備をし午後12時半から上りはじめる。

ちょっとアスファルトにザックを置いて置くと、温度計は40℃を指している。苦しい戦いを予感させる。
歩き始めると、日陰だとはいえ、汗がどんどん流れてくる。
息も上がりがち、水はいつもより多めに持ってくるが、飲んでばかりはいられない。
下山者とすれ違うが、みんな心底疲れている。
言葉には出さないが、まだ5月なのにこの38℃の気温は何なんだ!!そう言わんばかりである。

そう愚痴りながらもひたすら歩く、上る。
しかも、トレーニングのためトレッキングポールを使用しないから、なお苦しい。
いつもなら休憩無しで上る雌阿寒であるが、今回ばかりは命を優先。
7合目で5分ほど休憩し、少々多めに水分補給をする。

すれ違う人から、励ましの声を掛けられ、「がんばります」というのが精一杯。
とにかく9合目までがしんどかった。
しかも、雌阿寒岳でいつも感じることであるが、堅い岩場を歩くことも多いため、足の裏に痛みを感じる。
それに輪を掛け、登山道を見失い、5分のタイムロス。
弱気に渇を入れ、死にものぐるいで、なんとか頂上に立つ。
ここまで2時間半ちょっと。

時間が時間であるため、自分以外は誰もいない。
頂上は火口付近で暖かいのか、カメムシなど、割と大きめの虫たちが、旋回しながら飛んでいる。
それにばんばん当たり、痛い。それにちょっと気持ち悪い。
虫を払いながら、食事スペースを見つけて、遅い昼食タイムである。

昼食タイムは、足をマッサージしたり、柔軟体操したり下山に向けての準備。
あまり長居をすると、帰りが遅くなるため、早めに休憩を切り上げ、下山開始。
歩き出しは、やっぱり足が痛い、でも周辺には自分しかいない恐怖を力に変え、前に進む。
やはり休憩をすると、体力が回復される。

登りの苦しみが嘘のように快調。どんどん前に進む。
1時間半ぐらいで到着が可能であったので、歩きながら水分補給をたっぷりしながら歩く。
ゴールが近づいてくると、力がみなぎっていく。
5時45分。無事下山終了。

あまりに汗だくであったため、近くにあった山の宿の中温泉で入浴してからから、実家へ向かう。
ちなみに温泉は、350円で入れますが、シャンプー石けん等は用意されていません。
熱い温泉で硫黄のにおいぷんぷん、まさに源泉という言葉が似合う。

佐幌岳へ 2019/06/02

あぁ、今年5回目の登山は、1年ぶりの佐幌岳である。
今回は、少し無理をして狩勝峠からトライする。
サホロスキー場側から上るより、登山口が遠いし、登山ルートも長い。
そして、登りはじめるのが午後2時からだから、すごい不安である。

北海道夏山ガイドによると、登り2時間半、下り2時間に設定されている。暗くなって戻ってくるようなことになれば、たいへんだ。
気温も30℃は無いにせよ、27℃も不安材料である。

前回来たときよりは、この辺は高速道を使用する人が多く、この狩勝峠はあまり走行する車は見られない。
愛車のビートを駐車場に止め、いざトライ。

登りはじめの急勾配を超えると、懐かしい登山道がある。
今回はまだ笹払いが行われてなく、道幅が狭い、いつものように追っかけてくる小バエもひっきりなしである。

この佐幌岳は何故か、虫が多い。
季節によってブヨ、トンボ等に終始追いかけれらる。

ペースが上がらなく、暗くなって下山になるのであれば、途中で引き返すことも検討しながら上る。
狭い登山道、決して平らでは無く進行方向外側が明らかに傾斜があり、その部分に右足を置くことになり、負担が大きい。

途中登山道を覆う草の中を歩きぞっとするが、少し歩くと登山道の確認が容易になる。
あとはどんどん上り、どんどん下り前に前に進むのみ。

また15分ぐらいするとぜんそくの調子が悪いことにきづく。
久しぶりに喘鳴がする中の登山となるが、30分耐えると不思議と喘鳴は落ち着く。やれやれである。

そんなことを感じていると、第一目標の桜山に1時間で到着。
これは、頂上に行って帰ってこれると確信。
また日が少しずつ傾きはじめ、気温が下がりますますペースが上がる。

懐かしい風景を見ながら、景観のいいところで写真を撮りながら進む。
意外に足並みが軽やか、登り下りを繰り返しながら山小屋へ到着。その向こうが頂上である。

途中で3つの団体、9人にすれ違ったが、たどり着いた頂上には誰もいない。自分一人であった。
時間が午後4時前後だから、こんなものである。

今回は、昼食は取ること無く、荷物を下ろし500mlペットボトルの飲み物を一気に半分程飲み、10分ぐらい休んでから今度は下山を開始する。
帰りは、来た道をたんたんと歩くだけであるが、日が落ちるのと競争である。なんとか午後5時30分無事下山終了。少し足に痛みを感じているが…。

愛車のビート君も悪戯されること無く、駐車している。
さて、来週はどこに行こうか。