一人ぼっちの標津岳 2019.06.29

1年ぶりの標津岳である。
登山名簿を見ると、ここ1週間で4人ぐらいしか登山客はなし。
いつも思うことであるが、ここはとにかくダニが多いところである。
きっと今回も、数匹のダニが自分の身体に食いついてくるだろう、との思いながら直前準備する。

いざ出発すると、朝露と直前までの小雨の影響で、ササや草が濡れている。
登山名簿に名前を書き出発すると、1合目にたどり着く前に大きなクマの糞を見つける。
何だか恐ろしくなっため、ホイッスルを鳴らしながら前進する。
前回来た時より、6月初旬に山開きをしたばかりなのに、登山道のササや草がきれいに刈はらわれていない。
ウェアーのパンツが濡れまくる。
しまいにはゴアの登山靴までしみてくる事態である。
ぐっちゃりである。

そして、ダニが怖くて先へ進むことができない。
こういう時には、トレッキングポールで前方のササを払いながら進むとダニ除けになるが、最近はトレッキングポールに頼らない登山を実施しているので、残念今回所持していない。

終始一人ひとりぼっちの登山は、とにかく怖い。
何かトラブルが発生しても、だれの助けも受けることができない。
熊におびえていると 関係のない鹿、鳥に驚かされることもある。

肝心の登山道は、そんなにきつい登りはなく、淡々と登っていくと、2時間前後で目的の頂上にたどり着く。
いつもの見慣れた風景である。

ただし、標津岳の案内板がいつしか、ローマ字表示になっている。
いつもなら、斜里岳、海別岳を望むことができるが、今回はまったく眺望はない。

休憩の前にダニを警戒し、全身を払うが、案の定ダニが2匹ついている。
首の周りのタオルと、パンツである。

さて、昼食のおにぎりを2個食べ、15分ほど休憩して、下山を開始する。
下山は淡々と、来た道を戻るのみ、1時間半もかからずに到着。

衣類やザックを確認すると、やはり今度もダニが2匹ついている。
本当に嫌になってしまう。
実家に帰り、シャワーに入る前に最終確認すると、右足の太ももに食いついているものを見つける。

頭が取れないように、慎重にダニを駆除して、本日の山行は終了となる。
それにしても、ダニだけはなんとかならないものだろうか。